法定点検って・・・？

法改正による規制の緩和により
法定点検って結構おざなりにされている・・・
やらなくて良いのではないから俺は緩和とは捕らえていない
運行前点検や6ヶ月点検は法令でユーザーの責任として押し付けられたようなものだと思うし、
実際12ヶ月点検や24ヶ月点検に関しては分解整備を含むから
認証工場や指定工場で行われなければならない点検であることは変わりない

ユーザー車検（前車検制度）により格安な車検が行われているが・・・
その車検、法定24ヶ月点検が含まれていますか？
もし、含まれていない場合は国土交通省から後ほどあなたのところへ
通知が届きますよ・・・
また、法定点検を含まない車検はEgの細部には手を入れていません、
車検と言う検査は車を外部から点検するだけですから、
例えば、車検の後すぐにベルトが切れた、ブレーキが効かなくなった、等
トラブルを含んでいることを考えてもらいたい・・・
苦情を言っても車検屋さんの責任は無いでしょう・・・
丸い点検ステッカーで法定点検の行われたかどうかを確認出来るので、
ともすれば規制（整備不良等の）も出来るわけです・・・・

良く外車の車検は高いなどと言いますが・・・実際外車ディーラーでは予防整備を行うために高くなってます、「ベルトが次の点検までに切れそうな可能性がある」「水周りが危なそう」「距離管理で交換時期」等、今現在は異常のない部品を前もって交換する、これが外車ディーラーで行われる点検です。
安心、安全に走行できる、それが外車ディーラー車のステータスだと思う。
ある有名外車ディーラーでは高速道路上での故障車を無くすためにこれらを強化しているところもあり。
ＲＲ社などはアラブの砂漠で故障した車を空輸で回収したなどと言う逸話もあります。

ユーザーが自己責任により自分の財産である車を管理する、これが規制緩和の裏の意味？
俺は入庫する中古車を見て決してユーザー全てが自己管理をしているとは思えないのだが・・・どうだろう・・・
まことしやかに車検の延長等の討議がされているようだが、道路上に故障車があふれるのではないかと俺は危惧する・・・
実際、運行前点検すらせずにストップランプが切れていたり、夜間片目で走る車が増えている気がするし・・・